賛助店めぐり
今月の賛助店 赤坂「口悦」
今月は9月号に引き続き赤坂「口悦」(二代目女将 渡辺純子様)にご協力いただきました。赤坂の名料亭として各界著名人に愛され、惜しまれながら平成29年12月に現在地に移転し、割烹として新しく生まれ変わりました。もともと「口悦」は、先代が営んだ料亭「長谷川」の流れを汲み、昭和37年に赤坂の地で営業を始め、当時の映画監督小津安二郎氏が「口が悦ぶように」と命名されました。表札の文字は中川一政画伯によります。昭和40年代に60軒ほどあった赤坂の料亭は今や3、4軒となり時代の変遷はめまぐるしい限りです。
ビルの中の新店舗は料亭「口悦」の木材、障子、絵画、敷石などを利用し、昔と変わらぬ風格のある空間が再現されています。店内は個室のないカウンター主体のメインダイニングとバーラウンジで構成され、旬の食材を吟味した料理は撥子や鮫肝等の定番の酒肴と丸鍋、ふぐ料理等が評判です。
新舞台を預かるのは本会編集部長で料理長の日比野隆宏氏です。
赤坂「口悦」様の益々のご繁栄をお祈り申し上げます。
赤坂「口悦」
〒107-0052 東京都港区赤坂6-6-27 赤坂パークサイドビル
【電話】03-3585-0321
【交通】東京メトロ千代田線赤坂駅下車2分