賛助店めぐり
今月の賛助店 赤坂「外松」
今月は知る人ぞ知る高級料亭赤坂「外松」(社長外松雅子様)にご協力いただきました。昭和40年に本場下関にて創業。47年には高級料亭がひしめく赤坂に出店し、今日に至っています。
かの魯山人をして世界の食材で「ふぐにまさる物はない」と言わしめたふぐ。古来縄文時代より食されていたといわれる布久(ふく)も有毒故に豊臣秀吉の頃、ふぐ食禁止令が出され、明治半ばまで全面禁止となっていました。明治21年、山口県で初めてふぐ食が解禁されて全国に広まり、主にふぐちり、ふぐ雑炊など、冬の鍋料理として普及しました。近年は薄造りの刺身が人気となり、四季を通して親しまれるようになりました。
「外松」では一枚引きの物足りなさを補う二枚引きのふく刺しを中心に、10月から4月まではふくコースのみとなり、5月から9月の期間はふく懐石と懐石料理を提供されています。客層も場所柄、政財界のトップクラスで占められており、料亭政治の一端を担うこの舞台、技術を発揮するのは本会執行役員で料理長の白根重雄氏です。
赤坂「外松」様のますますのご繁栄をお祈り申し上げます。
赤坂「外松」
〒279-0031 東京都港区赤坂4-11-24
【電話】03-3585-5524
【交通】千代田線赤坂駅下車5分