調理師日誌

2020年12月号編集後記

 3密、愛の不時着、あつ森、アベノマスク、アマビエ、オンライン○○、鬼滅の刃、GoToキャンペーン、ソロキャンプ、フワちゃん。以上が今年の世相を反映した「2020ユーキヤン新語・流行語大賞」ベスト10というわけでコロナ関連の言葉が目立つ中で、年間大賞は「3密」でした。換気の悪い密閉空間、多くの人々の密集する場所、近距離での密接した会話=密閉・密集・密接の三つの密のことで、主として東京都小池知事がTVで呼びかけたのが切っ掛けになりました。今なお感染が拡大する中で3密を避けるのが基本条件になっています。

 年末の忘年会やクリスマスシーズンを迎えるにあたり、全国で最も感染者の多い東京都は、一日五百人を超えたため四段階の警戒レベルを最高レベルに引き上げると共に、会食事の注意事項として小人数、小一時間、小声、小皿(取り分ける)、小まめ(マスク・換気・消毒)の「五つの小」の合言葉をキーワードに改めて感染防止策の徹底を図ろうとしています。巷ではそんな心配が無用なほど、今年は忘年会を見送る企業や会社が大半のようで、稼ぎ時の飲食業界としては大変な痛手となります。

 65歳以上の高齢者や基礎疾患のある人は自粛し、感染者が急激に増加している県などへのGoToトラベル・イートは制限されるなど、キャンペーンそのものがなかなか軌道に乗らないまま来年前半まで期間延長となりそうです。その先には一年遅れの東京オリ、パラが控えておりますが、一寸先は閣の状況でもあります。

 永朋舎恒例の懇親会は来春二月の開催が現状では延期となりそうです。予定が決まり次第、事務所からご案内することになっています。

 会員の皆様、どうぞ良いお年をお迎え下さい。

編集長 日比野隆宏

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