9月29日の関西調理師永朋舎創立記念式典及び祝賀会はホテルオークラ平安の間に於いて盛会裡に終了しました。会長の指導の下、役員一同の一致協力により第一部式典から第二部の祝宴までタイムスケジュールに沿って進行し、予定時間通り閉会の辞で締めくくる事が出来ました。
永朋舎の動向が注目され、また期待する声の多い祝辞を肝に銘じると共に、役員・会員は元より関係者の皆様の格別のご支援・ご協力に感謝申し上げます。今月からは次なる節目の三十五周年に向かって新たな一歩を踏み出すことになります。
折も折、自民党の総裁選で石破茂総裁が誕生し、臨時国会で第102代首相に選出され、自公連立の石破内閣が発足しました。国民に対し、その新内閣の信を問うとの大義名分で総裁選での意に反し、衆議院を解散、10月27日の総選挙に突入しました。裏金問題をはじめ、与野党共に準備期間のないままの選挙戦となりました。これが裏目に出るか否かは投開票の結果を見るまでわかりません。
海の向こうでは、民主党のハリスと共和党のトランプの対決による米大統領戦(11月5日)も大いに気になりますが、個人的にはそれ以上に大谷選手のMVPが期待されるワールドシリーズでヤンキースとドジャースが激突する試合のほうが楽しみでもあります。
気候変動で10月になっても真夏日が記録されるなど、とりわけ猛暑による四季折々の季節の野菜や果物に異変が生じています。秋の味覚の茸類(栽培も含めて)、貴重な国内産の松茸なども不作だそうで、新米などは一時の米不足の状態のまま価格は昨年より大幅に値上がりしています。諸物価高騰の折柄、庶民の生活は節約を強いられており、石破新首相の真価が問われます。
編集長 野澤 武