調理師日誌

2022年12月号編集後記

昨年12月号の出だし同様、2022年も残すところわずかとなりました。3年越しの本年も「コロナ禍に始まり」第8波の予感を抱かせながら「コロナ禍に終わる」年となりました。岸田内閣も経済を回す政策から、5月の連休より制限なしのコロナ対策となったのがせめてもの救いでした。

3年分を挽回するインバウンドが期待される外国人観光客の客足も、紅葉のシーズンとともに戻り始め、最大の観光地“京都”の混み具合が連日放映されました。観光地の復活ムードを含め、飲食業界にとっても朗報の契機となれば幸いなことです。

4年に一度のサッカー「ワールドカップ・カタール大会」が始まり、初戦の強豪ドイツに逆転勝ちし、1993年のイラク戦に破れた“ドーハの悲劇”を “ドーハの歓喜”に変えて、世界中を沸かせ興奮させました。
今回もベスト8をめざすその後の状況は、本誌が届く頃には結果がでてることになります。

年末恒例の2022年新語・流行語大賞が発表されました。(1)村神様(セリーグ優勝に導いたヤクルト村上宗隆選手。三冠王と56号の本塁打新記録)(2)キーウ(戦争の止まないウクライナの首都)(3)きつねダンス(札幌ドーム球場の日本ハムファイターズガール応援ダンス)(4)国葬儀(5)宗教二世(統一教会被害者救済新法案)(6)知らんけど(ツイッターで流行ったうざい言葉)(7)スマホショルダー(8)てまえどり(生協の店で食品ロスを減らすために賞味期限の近い商品を前に出す)(9)ヤクルト1000(不眠症や認知症に効果がある乳酸菌飲料)(10)悪い円安(空前の値上げラッシュに拍車をかけた急激な円安)以上がベスト10になりました。

会員の皆様にはくれぐれも“行く年来る年”(虎年から兎年へ)を健康に留意されて、ウィズコロナにめげない幸多き一年を迎えて下さい。

編集長 日比野隆宏

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