調理師日誌

2022年1月号編集後記

謹賀新年
本年も会員皆様の変わらぬご愛顧とご協カのほど
何卒よろしくお願い申し上げます。

2022年 元旦
編集部一同

新しい夜明けと共に本来であれば希望に満ちた年の初めの新年会が目白押しとなるはずが、新たな「オミクロン株」感染のせいで折角の収束ムードが一変し、今年もワクチン接種とマスク着用の自粛ムードでスタートすることになりました。

一方で地球温暖化の影響から異常気象が激しさを増し、国内外で大型台風や竜巻、大洪水、豪雪、山火事等が日常的に発生し、甚大な被害を及ぼしています。温暖化も元はといえば人類が産業革命以降膨大なCO2を排出し続けた結果といわれており、いよいよ排ガス規制によりガソリン車が全て電気に変わる日も遠くないようです。

ともあれ今年は寅年で、古い川柳に昨年の牛歩の歩みを皮肉るような「千里走る 虎に先立つ えとの丑」というのがありますが、なぜか寅年は洪水が多いとか、酔っ払うのを「虎になる」とか、大事にすることを「虎の子」とも言います。

ところで口伝や秘伝の多い日本料理の「虎の巻」といえば『日本料理法大全』(石井治兵衛著)を思い浮かべる料理人はもういないかもしれませんね。

編集長 日比野隆宏

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