今月の絵献立

- 先附
- 活けの香箱蟹を求め、塩茹では2%の塩水で20分程茹で、胴身は岡上げにし、脚部は冷水に落とし、冷めてから身を出します。胴身・内子・外子をそれぞれ甲羅に美しくおさめ、生姜酢を60対1アガーでジュレ状にして盛り付け、蟹の殼を120℃のオーブンで焼き、ミキサーでパウダーにして薄力粉・油・水・塩と合わせ、フライパンで網目状に焼き、蟹香としてあしらいます。
- 前菜
- フカヒレは散翅を贅沢に使って美味出汁あんを作り、胡麻油と生姜汁で香りを付け、茶碗蒸しに張ります。
- やかた焼は、玉葱・酒・バターを使い、鮑をバター蒸しにして煮上げた玉葱・肝をミキサーにかけ、ベシャメルソースと合わせて200℃のオーブンでやかた焼にします。
- 紅富士サーモンに2%の塩をあておいた後、柵に取り、170℃の油で30秒程揚げ、レアフライにして天にキャビアを盛り付け、揚げたてを共します。
- 新取菜は刻み、薄揚げで浸し地を作り、煮浸しとします。
- 合鴨は皮目に焼色を付け、58℃で2時間半の低温調理にして柿と共に盛り付け、熟れ柿のソースをかけます。
- 椀替り
- 養生鍋は、出汁24、味醂0.5、薄口醤油1で寄せ鍋地を作り、各具材に火が通り、味の出たところに生姜汁を絞り入れ、身体の温まる霜月の養生鍋として焜炉で供します。
- 造り
- とら河豚身巻は、身皮を取り去り二枚引きとして白菜・浅葱・煮凍り(ぽん酢味)を巻き、白子のペーストと塩昆布ですすめます。
- 本まぐろは花穂・大葉スプラウトを添え、山葵醤油で供します。
- 寒ぶりは辛味大根と芽葱を添え、辛子醤油で供します。
- 揚物
- とら河豚唐揚げは、アラ一貫に骨付き上身一貫とし、生姜醤油にて洗い、片栗粉をまぶし付けて唐揚げにし、櫛切レモンを添えます。千枚蕪らは三点蕪を使用し、甘酢・かごめ昆布・鷹の爪に漬け込み、菊花を挟んであしらいとします。
- 強肴
- 松阪牛はヒレ肉を求め、適量に切り出して軽く塩・胡椒し、炭火にて香ばしく焼き上げ、卸し玉葱・酢・塩・黒胡椒で調整した塩だれと有馬山椒・醤油・赤酒で調整した山椒だれで供します。同器内に風呂吹き大根・菜の花を柚子味噌にて添えます。
- 食事
- 銀毛は沖獲りの雌を求め、上身は2%の甘塩で風干しに、イクラはナンプラーを少々入れた醤油漬とします。アラは潮出汁を取り、御飯地として小串に切り分けた銀毛を炭火で焼き上げ、イクラと共に土鍋釜で供します。
二〇二六年
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二〇二五年
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